第35回愛知県高等学校総合文化祭放送部門県大会成績

各部門審査講評

アナウンス部門

  • 滑舌は悪くないがしっかり声が出てない人が多いです。
  • 腹式呼吸ができていません。発声の練習をしましょう。
  • マイクの使い方についても練習しましょう。

朗読部門

  • 朗読にふさわしい場所を抽出しましょう。人間関係や情景などが分かるところでないと場面が分からず評価できません。
  • 余裕がある行数で選び、表現の工夫ができる余地を残しましょう。
  • 主語、術後の関係が分からない読み方がありました。また、句読点にこだわらず意味を優先して伝えましょう。
  • 発声、滑舌の練習は毎日やりましょう。練習不足が目立ちます。

オーディオメッセージ部門

  • 4分という時間を考えて、テーマの提示をしっかりしましょう。
  • 音を使った表現に適したテーマを選びましょう。
  • 最終的に音質が劣化しないように、取材、編集の方法を工夫しましょう。

ビデオメッセージ部門 
テーマに正面から真面目に取り組んだ作品がほとんどでした。以下に改良希望点をいくつか述べます。

  • 「高校生の視点」を明確に
    • 郷土の伝統、祭り、風習をただ単に取り上げてレポートするだけでなく、我々高校生がそれらにどうかかわり、高校生として何を主張したいか、を明確に織り込む
  • 画に語らせる」迫力ある映像の収録
    • ナレーションとインタビューが大半を占める音声番組に近い作品は魅力に乏しい。VMは「映像」が命。「映像」で勝負する。足らない部分をナレーションで補完しない。
    • 「寄り」映像が乏しい。アップ(寄り)とロング(引き)を巧みに使い分けて「魅せる」工夫を
  • 技術面で克服すべき課題
    • 基本的な録音技術、外部マイクを使い、ノイズを避けインタビュー音声を的確に収録する工夫
    • ナレーションと現場音、BGM等のミキシングバランス、ナレーション音声の音質改良
    • 収録時の輝度調整、逆光補正方法、手持ち撮影時の手振れ低減等の基本撮影技術の習得
    • ビデオインサート、オーディオインサート等の基本技術をもっと学び、充実した作品に仕上げる
※ 当日番組部門受付で配布した「番組制作の手引き」は以下からダウンロードできます。部活動内で共有して今後の番組制作に活用してください。